3年ぶりに実施することになったサマーキャンプin信州ですが、夏休み直前まで本当に
催行できるのか?不安な毎日でした。
募集を開始してすぐ、小学校でチラシが配布される前に4コースすべての地区で満員御礼に。
コロナの期間が長く続き、野外活動の機会が求められていることを実感しました。
出発前に参加者全員にPCR検査キットが送付されましたが、何人キャンセルが出て
しまうのか?またいつ中止を余儀なくされるのか?
それでも2コース合計40名の定員中、キャンセルはわずか2名。
長野県下、他の3地区でも順調にサマーキャンプがスタートしました。
8月上旬は絶好のキャンプ日和が続き、寒い日もなくすべてのプログラムを実施する
ことができました。
ほとんどのお子さんが単独での参加。到着後すぐの昼食は学校生活で身についている
黙食でとても静かな雰囲気。
広々としたキャンプ場へ着くとだんだんと打ち解け始め、多くのお子さんが初めての
キャンプにわくわくドキドキの高揚感が伝わってきました。
アイスブレイク仲良しゲーム、テント立ての後は早速たき火で夕食づくり。
キャンプ中は、地元の直売所で購入した野菜中心のアウトドア料理を楽しみました。
2日目は渓流で涼しいひと時 釣りを体験したり、沢を探検したり。
たくさん遊んだところで、薪で焚いたお湯ドラム缶風呂の準備。
最高の笑顔です!!!
3日目は朝から自分用のおにぎりを作り、一日かけて森遊びへ。
たくさん歩いてキャンプ場へ戻って、レモンのドリンクサービス。
みんな元気復活です♪
さあもうひと頑張り、夕食づくり。低学年の子どもたちが中心でしたが、疲れたと
弱音はほとんど聞かれず、「包丁で切りたい!」「焚火したい!」とやる気満々♪
食欲もモリモリで、4日間で準備した食材はロスゼロ、全てみんなのエネルギーに
なりました‼
最終日前夜。最後の夜のお楽しみキャンプファイヤーが始まります。
メインスタッフのコットが、時々口ずさんでいたWe will rock you♪
ギターに合わせて、ドン・ドン・パンの手拍子も揃い、みんなで盛り上がりました。
楽しい時間も残りわずか、最終日のエピソードです。
お昼ごはんの流しそうめんに使う竹のお猪口と箸を作り終わり、いよいよ流しそうめん
スタート。コロナ感染対策で、マスクを必ず着用し食べられるだけおそうめんをすく
って、席について食べるルールを守って食べていたところ、一人いないことに気づき
ました。子どもたちに気づかれないように探そうとしたところ、テントの陰に隠れた
子を発見!
「どうしたの?」の問いかけに、「帰りたくないよ…」と。
流しそうめんも食べずにじっと隠れていたと聞いて、スタッフはニコニコ誰も怒る気持ち
にはなれませんでした。コロナでなければぎゅうっとしてあげたい気持ちでした!
帰りのバスのお見送り、現地集合の参加者とスタッフで車内の皆に手を振って別れを
惜しみました。
いつかまたどこかの森で合えると嬉しいです。