体験学習

体験学習

学校・旅行会社様向け

林間学校や修学旅行など、年間行事の一環で信州を訪れる学校団体様からの依頼に対応し、日常では経験できない様々な自然体験学習プログラムを提供しています。 (コロナ禍前実績年間:学校約110校・生徒数約13,500人) 学習目的に沿った企画、春夏秋冬、高原というフィールドにちなんだメニューをお選びいただけます。仲間と過ごした時間がいずれ原体験としてよみがえり、心豊かな暮らしや生物多様性、SDGsへの関心を深めることでしょう。自然環境に主体的に関わる行動につなげてほしいという願いや想いをこめて実施しています。

新宿区立東戸山小学校_体験学習プログラム(2023年6月29日実施)

「新宿のみどりに親しもう」というテーマの校外学習をエコギャラリー新宿の委託事業として請け負いました。
梅雨時期でしたが幸いにも当日は快晴。
高層ビルに囲まれた新宿中央公園で最高気温が33℃とや不安もありましたが、グリーンスポットや日陰を選びながら万全の体制で実施しました。


1年生2年生76名を14の小グループに分け、さらに前半後半交替で実施。
まずは1年生が賑わう公園エントランスとは逆のエコギャラリー北側方向へ出発です。


この辺りは散策者も少なく、デッキになっているので樹木を間近でゆっくりと観察できます。


たわわに実をつけている樹を発見!赤く色づき始めているものも。


その隣には不思議なカタチの実。さて、これは何か知ってるかな??


西側階段をくだりビオトープへ向かいます。


活動のため特別に解放してもらいました。
みどりが鬱蒼としています。


ボランティア団体が管理しているビオトープ。
「僕たちの校庭にもあるよ!」とい
う声が。


上を見あげると・・「カキ!」という声。


「クリもある!」まだまだ小さく目立たない実を次々と発見する児童たち。


足元でも生きもの発見。
歓声が上がります。


アクティビティ「自然のなかの1,2,3」。
小さなものにも注目して「4」「5」を見つけだしました。


騒がしい鳴き声で再び頭上に目をやると、ハシブトカラスがオナガ数羽に波状攻撃をかけられています。
縄張りに侵入したからでしょうか。
後ろは都庁。


さらに園内を進みバイオネスト設置エリアへ。
こちらも新宿区みどり課に立ち入り活動許可をいただきました。


アスファルトの園路からふかふかの林床へ。
足元の感触を確かめながら観察します。


何かいたかな??朽ちた木片の下のアリの巣や、1㎝ほどのアズマヒキガエルの幼体などを発見できました。


西新宿の高層ビル街にある緑地ですが、スタッフの下見ではコナラの樹液を吸うクワガタ、タマムシの羽根も目にしました。
当日も思いの外、自然に触れることができて大満足の児童たちでした。