新宿区立東戸山小学校_体験学習プログラム(2023年6月29日実施)
「新宿のみどりに親しもう」というテーマの校外学習をエコギャラリー新宿の委託事業として請け負いました。
梅雨時期でしたが幸いにも当日は快晴。
高層ビルに囲まれた新宿中央公園で最高気温が33℃とや不安もありましたが、グリーンスポットや日陰を選びながら万全の体制で実施しました。
1年生2年生76名を14の小グループに分け、さらに前半後半交替で実施。
まずは1年生が賑わう公園エントランスとは逆のエコギャラリー北側方向へ出発です。
この辺りは散策者も少なく、デッキになっているので樹木を間近でゆっくりと観察できます。
たわわに実をつけている樹を発見!赤く色づき始めているものも。
その隣には不思議なカタチの実。さて、これは何か知ってるかな??
西側階段をくだりビオトープへ向かいます。
活動のため特別に解放してもらいました。
みどりが鬱蒼としています。
ボランティア団体が管理しているビオトープ。
「僕たちの校庭にもあるよ!」という声が。
上を見あげると・・「カキ!」という声。
「クリもある!」まだまだ小さく目立たない実を次々と発見する児童たち。
足元でも生きもの発見。
歓声が上がります。
アクティビティ「自然のなかの1,2,3」。
小さなものにも注目して「4」「5」を見つけだしました。
騒がしい鳴き声で再び頭上に目をやると、ハシブトカラスがオナガ数羽に波状攻撃をかけられています。
縄張りに侵入したからでしょうか。
後ろは都庁。
さらに園内を進みバイオネスト設置エリアへ。
こちらも新宿区みどり課に立ち入り活動許可をいただきました。
アスファルトの園路からふかふかの林床へ。
足元の感触を確かめながら観察します。
何かいたかな??朽ちた木片の下のアリの巣や、1㎝ほどのアズマヒキガエルの幼体などを発見できました。
西新宿の高層ビル街にある緑地ですが、スタッフの下見ではコナラの樹液を吸うクワガタ、タマムシの羽根も目にしました。
当日も思いの外、自然に触れることができて大満足の児童たちでした。