環境コンシャスな学びと楽しさの仕掛け①コンポスト
自然体験の森のコンポストの蓋が長く壊れていたのでリニューアルしました。
活動場所にこういうものがあるだけで子どもたちは興味を持ちます。
「これなに???」
それだけでいいのです。
無造作においてあるゴミ箱ではなく、気になって見るところからそれが何かを知る子もいます。
コンポストは単なるゴミ箱ではなくコンテンツであり教材です。
大人が業務で片付けをしてしまうのではなく、調理した子供たちが自分で意識してゴミを捨てにいくことが学びの機会になります。
「生ゴミはね、葉っぱのやつのとこに持っていくんだよ!」
キャンプでは子供が友達に伝えていく姿が見られます。
環境保護の考えや、自然分解のしくみや、ゴミの処理の仕方などについて、どんなきっかけでもいいからまず興味を持ち、その場所に足を運ぶことが大切です。
生ゴミを可燃ゴミとして燃料を使って処理し、またディスポーザーなどが普及しゴミの行き先すら意識することのない現代を生きる子どもたちにとって、自然体験活動の中でこうした「自然循環の現物」を見ることがこれからもっと必要になるのかもしれません。
【メモ】
コンポスト(コンポスター)とは、生ゴミや落ち葉などを微生物の働きを活用して堆肥(たいひ:自然分解と発酵で作る有機肥料)にするしくみです。
(もともとの言葉は、compost=堆肥、composter=堆肥化する仕組みや装置)
生ゴミとして捨てられるものを堆肥という土の栄養に変え、畑の肥料などに使い、それにより作物が良く育つ、その循環と昔からの知恵が現代の環境保護の観点からも注目されています。
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フェイスブックより
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