【報告】森を楽しむ講座2024 森めぐりコース_第3回 明治神宮
(2024年7月9日/11日)
2011年の森めぐりコース開講以来、ラインナップから外したことのないフィールド明治神宮。
スタッフは13年間にわたりほぼ同じ季節に定点観察を継続したことになります。
今回のテーマは「神宮鎮座104年。原生林を目指す人工の森、その現在・過去・未来」。
1北参道鳥居からスタート。代々木駅に近いここは長らく穴場だったのですが、
インバウンドのグループやファミリーを多く見かけるようになりました。
2木陰に入っても涼しさを感じません・・・これも例年にはないことです。
3本日のテーマに沿って森を形成している樹種を順番に取り上げていきます。
4北参道を右折し宝物殿方面へ鬱蒼とした森の中を進みます。
5 主木のシラカシ、クスノキ、スダジイなど。その特徴を捉えて観察します。
6 枝落ちや倒木、ナラ枯れという「かく乱」により、いずれギャップが生まれ森は更新されます。
7 ナラ枯れ上部はすでに葉がありません。
8 こちらの倒木は数年前の大型台風によるものでしょうか。
9 足元に目を向けると、枯葉に生えるこんなキノコがたくさん見つかりました。
10 宝物殿前の広場からの代々木駅方面の眺望。
11 大木のクスノキですがここでは間近に葉や実を観察できました。
12 ゴールは大鳥居。解散のあと皆さんは南参道(原宿方面)から帰路に。
13 解散直前、大鳥居付近でこんな立派なクワガタに遭遇!
14 カメラ目線のカマキリ。運がよければタマムシにも会える都会の森です。
15 はるか頭上に広がるレース模様のようなクスノキの樹形。
(撮影と文/石川順子)