子どもたちの自然体験

子どもたちの自然体験

~遊ぶことは生きること~ 小学生・幼児向け

「森でモリモリ遊び隊」は、四季を通して子どもたちが主役になって森で遊ぶ、環境教育活動です。私たちはこの活動を通して、楽しむ力・感じる力・協調性を育むお手伝いをします。

【報告】森でモリモリ遊び隊しなのきコース第7回(2024年11月9日 土曜日)

森でモリモリ遊び隊第7回目は、里山トレイル&森林整備です。

今回は真田にある山崎の森で、里山の秋を楽しみながら
森林整備の大切さについても学びながら体験します。


朝はかなり寒かったですが、準備運動をして出発!
始めはスギの木などの針葉樹林です。


サンショウの木を発見。葉っぱからミカンの匂いがする~!


歩いていくと広葉樹林の明るい森に。木の実もたくさん落ちています♪


日当たりの良い道にはカラカラの落ち葉が沢山!


一番上まで登ったら、畑や果樹園、遠くの山々がよーく見えました!


景色を見ながらおやつタイム♪


下る途中に、掘られたような水たまりを発見!
イノシシのお風呂、「ぬた場」です。
近くには幹に泥がついた木がいくつもありました。泥浴びをした後に体をふいたようです。

姿は見えなくても、野生動物の息吹を感じます。


お面になりそうな大きな葉っぱ♪ 
それぞれお気に入りのお土産を拾って帰ってきました。


お弁当を食べたら、午後は森林整備です。
ヘルメット、ノコギリ、軍手と身支度を整えて出かけます。


まずは森林整備についてのお話。

放置された森は暗くなったり見通しが悪くなったり、クマやイノシシなどが隠れやすくなります。
民家や畑に近い里山では、野生動物との距離が近づきすぎないように人の手で整備することが大切です。


今回整備するのは、昔は段々畑だったけれど使われなくなり、広葉樹の森になった所。
若い木や枯れて落ちた枝が多く、ツルが巻き付いてヤブになっている所も多いです。
みんなもノコギリで小さい木や枝から伐っていきます。


長すぎるものは運びやすい長さにして、班ごと集めていきます。


伐った木や落ちていた枝を集めると、だんだんと歩きやすくなってきました。
自分たちがやった所が目に見えてスッキリしたのを見ると、達成感を感じますね!


整備を終えて帰ってきました!みんな集中して頑張りました。


今日一日で手に入れたお土産。
どんぐり、くり、松ぼっくり、クルミなどたくさん見つけました♪

森の植物だけでなく、そこに棲む虫や鳥、動物たちのくらしや、
さらに人が安全な暮らすことにも欠かせない森林整備。
みんなのがんばりも元気な森をつくるのにつながったことでしょう!
ぜひ続けていきたいですね。

次回12月は森のクリスマス会♪
クラフトやツリーの飾りつけなどお楽しみが盛りだくさんな一日です。
みんなで元気に会いましょう!

(このっち)


【動画(51秒)】