今年もあとわずか、もう1か月もするとクリスマスです! 『クリスマスのインテリアとして自然木で作ったトナカイをつくってもらったらどうだろう?』 そんなインタープリターさんのアイデアから始まったのが 先日行われた『クリスマスがやってくる♪菅平高原の自然木でトナカイをつくろう!』というイベントです。 その名の通り、菅平で整備して伐った自然木(主にシラカバ、ダケカンバ)を材料に 小学生がまたがって乗れるくらいのトナカイをつくりました。 これが材料の自然木です。白くてきれいなシラカバの樹皮、クリーム色で滑らかなダケカンバの樹皮、 曲がった枝や、真っ直ぐなどこを何に使うか参加者の方々に想像してもらい選んで頂きました。 材料選びが終わったら、材料を加工して、パーツを作っていきます。ノコギリ、ナタ、小刀等 普段あまり使わない道具を使いました。小学生には少し難しい作業もありましたが、 保護者の方のご協力とやまぼうしスタッフの手伝いで午前中にほとんどのパーツづくりが終わりました。 次に、パーツを組み立てていきます。電動ドリルを使ってしっかりとトナカイを組み立てていきます。 参加者の方々皆熱中されていました。 お昼を食べて午後も組み立て作業。角、耳、尻尾細かいパーツも自作していきます。 どんどん形になっていく楽しさは大人も子どもも同じなのかもしれません。 そして、ついに完成! 計7体の個性あふれるトナカイが出来上がりました。 同じ種類の木をつかって、同じ道具で、同じ説明で作ったのに、7体全て違った表情を見せてくれる 世界に1つだけのトナカイです。自然木の様々な形と参加者の方々の豊かな想像力の賜物ではないでしょうか? 一仕事終えた皆様の顔はとてもキラキラしていました。苦労してみんなで作った自然木のトナカイ、 来月には皆さんのお家で楽しいクリスマスを演出してくれるといいですね!