【報告】森でモリモリ遊び隊からまつコース第7回(2024年11月10日 日曜日)
秋の森、森でモリモリ遊び隊は里山トレイル&森林整備です。
やまぼうし自然学校のある菅平高原は冬に近い晩秋ですが、ここ真田の山崎の森はまだまだ森も秋の色です。
今日は里山の価値や楽しさとともに森林整備の大切さも体験しながら学びます。
【動画51秒】
詳細レポート
秋の森はたくさんの実りがあります。
歩きながらみんなそれぞれに、クリ、ドングリ、トチの実、アケビ、クルミ、そのほかいろいろな植物やキノコを見つけます。
トレイルルートに昨日はなかったイノシシの足あとを発見。
昨日は遊び隊しなのきコース、夜はイノシシ、今日はからまつコース、森の道はみんなが通ります。
まだまだ美しい紅葉が見られます。
そして落葉した裸木は光をとおして明るい秋の森の風景を作ってくれます。
落ち葉も秋の森の楽しさです。
空に投げ上げて落ち葉ふぶき!
いろいろな実がなっています。
この付近は、カキ、アケビ、クワ、トチ、クリ、クルミ、などなど。
森のレストラン街ですね。
動物も人間も楽しい♪
森のレストラン街を通った後はみんなも休憩しておやつタイム。
エネルギー補給そして遠足ならではのお楽しみです。
秋の空、秋の雲、遠く山々が見渡せます。
「ぬた場」と呼ばれるイノシシが泥浴びをするお風呂。
このぬた場はけっこう大浴場です(笑)。
近くにはけもの道や風呂上がりのイノシシが体をこすりつけた泥のついた木があり、みんなも野生動物が本当にいるという証拠に興味しんしんです。
お昼ご飯のあとは森林整備です。
ヘルメットとノコギリを身につけ準備をします。
がんばって準備をする子とその子をサポートしてくれる上の学年の子。
遊び隊員の子たち、いろいろなことができます。
まずは森林整備についての話です。
「里山」は人里と奥山の間にある、人が手入れをしながら自然環境と人の生活の両方を守ってきた場所です。
手入れのされない里山は荒れるだけでなく、クマやイノシシが棲んで人里に下りてきやすくなっています。
里山の整備は森の環境を豊かにしながら、里で生活をする人間と奥山に棲む動物がお互いに傷つけあうことがないようにしなければなりません。
今日はそんな大切な作業を体験します。
森林整備はその大切さと、安全やノコギリびきの技術を学ぶことも大事です。
遊び隊員、しっかりとお仕事します。
切った木は短くしてまとめます。
みんなもくもくと作業しています。
なかなかたいへんながら、お互いに声をかけあって、楽しく安全に作業をします。
森が明るくなりましたね。
休憩中に一枚。
みんないい汗かいて、いい笑顔です。
森の木の色づきがきれいです。
みんな楽しんで、遊んで、頑張って、学んで、充実した帰り道。
昨日と今日で遊び隊員が森で手にしたいろいろなもの。
みんなはたくさんのおもしろいものを発見し、森はみんなをたくさん楽しませてくれました。
5月9月の森遊びとはまた違ったかたちで森と仲良くなった今回です。
感謝の言葉で締める終わりの会。
今日は里山トレイルで森からたくさんの恵みや楽しみをいただきました。
そして森への感謝を森林整備という作業で形にしました。
里山という人間にとっても生き物にとっても大事な森を守ることの大切さを体験を通して学びました。
一日を終えて「楽しかったー!」と、みんな充実の表情。
遊び隊、秋の終わりの実りある一日でした。
次回は12月、森のクリスマスです。
みんな元気にまた会いましょう!
(ベジさん)
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