森でモリモリ遊び隊

森でモリモリ遊び隊

小学生(保護者なし)

1年間を通して月に1回森で遊ぶ、『森でモリモリ遊び隊(長野校上田市菅平高原)』。
地元の様々な学校から集まった子ども達が、学年の壁を越え、親からも離れて森で一緒に遊びます! めぐる季節を感じながら外で遊びまくりたい子ども達、あつまれ!

「おはよう!」と元気に始まった、第二回目の森でモリモリ遊び隊。 楽しみでしかたない!という表情の子もたくさんいるけれど、中に 初めてのキャンプで、ちょっと不安・・という表情の子もいたり。 お迎えをしてくれたお父さんお母さんも、ちょっと名残惜しそうに 「いってらっしゃい!」 そして始まった、1泊2日の春キャンプ! はじめの会でみんなに伝えた大切にしてほしいことは、 たったひとつ。 『主役はキミたち、ひとりひとり。自分も、みんなも、楽しく なる工夫をするべし』 大人がリードして遊ばせてあげるのではなく、みんなが 楽しいことを作るんだよ。 そしてそれと同じように、テントを立てたり、ごはんを作ったり することも、みんなが主役になって、全員が最後まで協力 しようね。 それを手伝うために、大人は全力でみんなのお手伝いを するからね! そんな約束を最初にした。 みんなそれぞれの表情で、この言葉を聞いてくれた。 そして最初の大切な作業、テント張り。 今回のテントは、低学年から高学年まで、兄弟やお友達参加は 関係なく構成したメンバー。 はじめて話す子がたくさんいる中で、最初はちょっと戸惑って いる様子。 それでもテントは一人じゃ立てられない。 自分の体よりずっと大きいテントを、みんなで一緒に立てて いうるちに、自然と声を掛け合うみんな。 その後みんなで一緒に考えたテントチームの名前は、 『チビドラチーム』『森っ子チーム』『川遊び隊チーム』など、 かわいい名前がずらり。 チームメンバー全員で遊ぶ姿もあれば、自分の遊びに 没頭する姿もあり。 「オレ、今晩のおかず採ってくる!」と言って、手作りの 竿で川へ出かける子の姿もあり。 いつもの通り、竹細工作りに夢中になり、いつの 間にか立派な弓矢や水鉄砲もできあがった。 そして今回飛び出た新しい遊びは、ルーペの光集め。 その熱でシラカバの皮に名前を書いた子まで! 夜ごはんは、並べられたたくさんの食材を選んで、 チームでメニューを決める、というスタイル。 キャベツ料理でも、ロールキャベツのチームもあれば ロールじゃないキャベツを作るチームもあり。 でも、食べる時はチーム関係なくみんなで味見♪ あっという間に間食でした。 お楽しみの夜遊びはみんなで相談して、きもだめし。 「すっごい恐かった!!」と、興奮顔で帰ってきた。 翌朝は快晴。 「日の出を見に行こう」と、早朝ハイキングへ行った子も。 ここで見た景色を、いつまでも覚えていてほしいな。 あっという間の2日間。 そうは言っても、昨日のことが1週間前のことのように も感じられたんじゃないかというくらいに、濃い2日間。 ついこの間まで初めまして同士だったみんなが、 いつの間にか素敵な仲間に。 終わりの会で見えたみんなの表情は、はじめの会 とはちがう、一回りたくましくなった表情でした。 また次回も、元気な顔で会おうね!