誰が言ったか「菅平ブルー」 吸い込まれるようなAzure 。
紺碧から群青まで、陽光の強さによって鮮やかさが変化する深き碧さがまさに「菅平ブルー」なのだろう。
その「菅平ブルー」と厳しすぎるほどの白銀のホワイトとの対比が非日常空間での高揚感をあおる。
菅平根子岳スノーシュートレッキングは、時には牙をむく自然も体験させてくれたが、今回は「菅平ブルー」と「極白ホワイト」が織りなす魅惑の美しさを体感できるワンデーツアーとなった。厳しい冬は、時には優しさで包む快適空間を与えてくれる。
「ブルー」&「ホワイト」の魅惑の美しさと、360°パノラマビューは、6時間の雪山トレッキングの疲れも忘れさせてくれた。不思議なものである。360°パノラマビューとは根子岳から、信越5岳から北アルプス、乗鞍、御嶽、八ヶ岳から中央・南アルプス、はるか先に富士、近くに烏帽子、湯ノ丸、浅間、東には日光山地から上越の山岳、等等、日本の山岳核心部を眺められる絶景。今回はそれも参加者の皆さんと共有できた至福のスノートレッキングだった。
”アウトドアおやじ” 田中