イベント

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個人・親子向け

四季折々、森林や地域の魅力を発掘し、楽しみながら自然と人とが程よい距離感で関わることのできるイベントを各種提供しています。 日々の生活は、時間や情報に追われあわただしく過ぎ去ってしまいます。体験イベントを通してゆったりと自然に向き合い、森の恵みを享受しながら心身ともにリフレッシュしましょう。

【報告】アウトドアスキル森の教室フィールド第7回(2024年10月13日)

今回は人気アクティビティ「ネイチャートレイル」の体験。
三連休の中日とあって菅平牧場の駐車場は登山をされる方で満車状態でした。
私たちは「大明神沢トレイルコース」へ。
四阿山の裾野をぐるっと回る3km弱の森あり、沢あり、草原ありの変化が面白いコースです。
森へ入るまでの舗装道路では今の季節限定の芋虫探し。
ヨモギの花に擬態している「ハイイロセダカモクメ」を見つけることができました。

少し色づき始めたシラカンバとミズナラの森。

早速、今の季節ならではを落とし物を発見しました。


ヤマブドウ入りテンの糞


このところの気温低下でキノコがたくさん出始めました。


森の中にパンのような物体が落ちていました。正体は「カンバタケ」と言うキノコでした。
 

他にもキノコが色々、なかなか前へ進めません。
 

形も生える場所も様々。


樹種によって彩も様々。黄色が多い菅平では赤が目を惹きます。

ウリハダカエデの鮮やかな葉っぱ。
  
森を抜け、草原へ出ると今日の目的の一つでもある「ベニテングタケ」を発見!


去年も比較的多く見られましたが、今年も豊作のよう。
猛毒ですがキノコ図鑑には菅平では食べるとの記載もあります。
色や模様、形も様々。
 

オオカメノキの可愛い冬芽とマダラ紅葉の不思議な美しさ。
 

鮮やかなアカミゴケ。苔ではなくて地衣類。
 

絶滅危惧種のキキョウの群生地では弾けたタネが可愛い姿でお出迎え。
ここでお昼休憩。
お腹も満たされ、後半の森部分へ。
森の動物たちの集会場のようなうろのあるシナノキ巨木。
うろに光が差し込んでいるので下から撮影すると、大きな穴からの光でした。
ちょっと遊んでみました。子どもの頃に戻り木登りに挑戦!
 

名残惜しくも巨木を後に。
大明神沢沿いにはシナノキ巨木が多数。沢の音と木漏れ日が心地よい森の散策。


ネイチャートレイルのゴールも真近。ここでもどんぐり帽子の笛の練習を。
今年はどんぐりが豊作です。


牧場を後にし、後半は「自然観察」を別の観点から体験しました。
葉っぱプリントの手提げ作り。じっくり形や色を観察します。
仕上がりが楽しみです。
プリント前の手提げ。
  
完成!
最後に作品ポイントの発表。
今回の自然観察スキル③では観察の手法を2種類後紹介しました。

次回は11月2日(土)、林業スキル①「炭焼き(白炭)」です。
https://www.yamaboushi.org/info/entry/29462
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ご参加、お待ちしております。
                   がみ