2年ぶりの本格的開催。コアな応援団=リピーターの皆様と
新規のお客さまを多数迎えてスタートしました。
①初回の土曜クラスはお花見時期と重なったため入園予約をして
大木戸門エリアからのスタートです。
ソメイヨシノの最盛期は前週だったため混雑は回避でき、ひと安心
②内藤家の屋敷庭園の面影をとどめる「玉藻池」には
カイツブリやチュウサギの姿も見られます。
また所縁のタカトオコヒガンの解説も。
③日本庭園を抜け、整形式庭園へ歩みをすすめます。
④今月は大木の樹形や芽吹きをテーマに据えています。
モミジバスズカケノキ(プラタナス)や新緑のフウには直に触れて
⑤プラタナス並木の整形式庭園から広々した風景式庭園へ。
ゆったりのんびりとした春の空気に包まれ、ケヤキ、イチョウ、セ
メタセコイヤなど遠目に樹形を比較しながらのそぞろ歩き。
⑥シンボルツリーのユリノキは新宿御苑のほぼ中央にそびえていま
高さ30m超。新緑が風に揺れ、蕾がたくさん見えます。
一輪だけ咲いています!
⑦園内には68種、約1000本のサクラがあります。
代表品種のイチヨウ(一葉)の花芯を観察。
⑧この時期は八重桜が次々と開花し、4月中旬もまだまだ
サクラを楽しむことができます。
⑨レストランゆりのきで休憩後は、園内西側に位置する「母と子の
⑩「母と子の森」は都会に住む子どもたちが自然とのふれあいを楽
昭和60年に造られた自然観察フィールド。
ウラシマソウやラショウモンカズラ、オオアマナ、イチリンソウな
足元の草花が目を引きます。
⑪林内では萌芽更新の様子も随所で観察できます。
⑫「母と子の森」に隣接するラクウショウの湿地へ。
不思議な形状の気根や特徴のある葉を観察します。
⑬ゴールは新宿門近くの自然樹形モミジバスズカケノキ(プラタナ
整形式庭園の、剪定により洗練された印象のプラタナス並木に対し
巨木となったダイナミックな魅力を感じていただきました。
撮影:杉本尚隆 文:石川順子