環境コンシャスな学びと楽しさの仕掛け②ヨゴレオチーノ&サラピカーノとは?
子どもたちの野外調理、後片付けといえば洗い物。
そして環境保護、節水、そうした自然体験活動ならではの工夫が必要です。
洗う前の予洗い、さらにその前に、まずカード状に切った牛乳パックのヘラで食器の汚れを落とします。
その後、小さく切ったウエスで洗う前に食器を拭きます。
これでかなり洗う効率が良くなり節水そして排水の汚れを軽減できます。
そして大切なのがその名前。
その名も牛乳パック片が「ヨゴレオチーノ」。
そしてウエスが「サラピカーノ」。
♪♪♪
あえて名前を付けた、その命名の大事なポイントは、
・そのモノの性能を表している
・目的がわかる
・成果がわかる
・使う人がその気になれる、その目的に向かい作業ができる
・子供にわかりやすい(というかちょっと変でウケる)
など。
「ウエス」という名前や「きれいにしよう」という漠然とした呼びかけに比べて効果は格段の差があります。
今年の遊び隊キャンプでは子どもたちが洗う前に洗ったかのように食器をきれいにして自慢しあいました。
ちなみにもうひとつ、活動フィールドの自然体験の森では食器洗いに合成洗剤ではなく無添加の液体せっけんを使っています。
できることから、ひとつずつ、楽しく、みんなで。
自然体験活動は大切な自然とそれを思うみんなの気持ちでもっともっと価値あるものになっていきます。
ヨゴレオチーノ&サラピカーノ活躍中。
スタッフ手作りです。
結果にコミットする名前のための重要な命名会議(笑)。
サラピカーノ!
予洗い中です。
節水そして排水の汚れを軽減できます。
無添加液体せっけんを使います。