信州菅平高原、根子岳のササを刈り、太古から続くお花畑を取り戻そう。
の目的で始まった笹刈りボランティア。今年で4回目となります。
主催:根子岳・四阿山保全協議会、真田町中央公民館
後援:上田市、須坂市、NPO法人やまぼうし自然学校(振舞い汁係)
共催:筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所
11月7日(日)快晴の菅平高原で爽快な汗をかきました。
遠くは茨城からもご参加いただき総勢49名で4班に分かれて作業を行いました。
始めの会で主催者あいさつ。
刈り払い機持参の参加者多数。
作業方法の説明。 作業現場まで道具を背負っての登山。
絶好の作業日和。重労働ですが作業が捗ります。
やまぼうし自然学校は毎回、ふるまい汁を担当。無農薬大豆の手作り味噌で豚汁を提供。
今回は年代の違う3種類の味噌をブレンド。(H30、R2、R3製)
根子岳をバックに終わりの会。
確実に登山道脇の植生の回復を実感しています。
今年はエゾリンドウがササを刈った場所から美しく花を咲かせていました。
かつては生活に必要な資源を入手するために刈られていた青草、そのお陰で維持された草原。
生活スタイルの変化とともに姿を変える自然。私たちはどう付き合うべきか、考えさせられます。